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制作現場のお話も聞けた「楽園追放」生コメンタリー開催

12月4日、先日の楽園追放大ヒット御礼舞台挨拶で
告知されていた生コメンタリーに参加してきました。

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以下生コメンタリーで聞いた内容をうろ覚えでまとめたものになります。
聞き間違いやら記憶が怪しい部分がありますがそれでも良いという方はお進みください。
※ネタバレ含みます

先日の舞台挨拶でオーディオコメンタリーがBDに入れることすら忘れていたということで
実現した劇場での生コメンタリーが開催されました。

情報では、水島精二監督、京田知己氏の2名のお名前しかわからなかったのですが
蓋を開けてみればキャラクターデザインを手掛けられている齋藤氏はじめ
CG監督やスカルプチュアD等総勢9名でのコメンタリーとなりました。
ちなみに司会の方曰く、今回の生コメンタリー開始3分で完売したとのこと。

コメンタリー前に何回観たかアンケートをとったところ多くの方が2~4回で
9回以上がちらほらいるような結果にw
ちなみに多かった人で21回、この日も3回目という強者がおりました。
その方の楽園追放の感想が、お尻が・・・///のコメントに齋藤さんが
横川さんがむっちりさせてくれましたで会場爆笑してのコメンタリー開始となりました。

以下コメンタリーのうろ覚えですがまとめたものとなります。
流れがぶった切られてたりするかもですがそこはご容赦を・・・・


■冒頭シーン

最初のディーヴァ内のお話では、最初メモリ量の差異によるモブの違いを出そうとしたが
それをすると大変なことになるのでモブはモブでお願いしますとなった。

アンジェラのハッキング調査時の端末は、目や植物がモチーフとなっている。
ちなみにディーヴァ自体も林檎がかじられたような形になっている。
ハッキング追跡のアクションシーンは、前半にあまりアクション要素がなかったので入れてみた。
当初は端末前で端末操作するだけだった。


■齋藤氏の苦労話
ディーヴァ内のアンジェラの制服にかなり悩んだ。
どうしようか悩んでいたら虚淵氏と監督がぴっちりスーツだろってことでこうなった。
ヤマトの女性クルーもぴっちりスーツだしねっ(監

ぴっちりスーツの浮き上がったようなパーツは作画だと大変だけど
これはCGなら簡単にできる。
パーツによっては、堅さがあってそれが金属なのかどうかということも大事
これは金属だといってもねじれてたりする物に色つけるとゴムに見えてしまう。
このパーツ堅かったら動かせないじゃんということも多々あったw


■とある会話シーン

最初にあがってきたコンテの意図をくんでビジョンを考えていく。
セリフが多いのでなるべくキャラに芝居をつけてもらうようにした。


■地球降下シーン

新人に地球降下後のアンジェラやらせてたら楽しかったのか非常にはりきっていいものあげてきた。
あまりにも出来がよかったので褒めてたら評価があがって仕事がそっちにまわるようになって
仕事におわれて雑になっていくこともあったw
彼の机の上に並んだレッドブルは無言の圧力だったんじゃ・・・(監


■キャラクター案について

ある日会社行く前にメールチェックしてたらいきなり東映さんからメールがきてた(齋藤
キャラクターで苦労したのはディンゴ。
それまで女の子ばっかり描いていたので特にディンゴには苦労した。
しっくりこなかったのでディンゴについては途中止めて他の進行をしていた。
三木さんの声を聞いてイメージが固まった。
途中傭兵のようなオーダーしてたら某ほにゃららソリッド的なものになってたりもした。


■アンジェラ衣装について
アンジェラの衣装については、ディーヴァがマンダラっぽいイメージだったので
天国にあるものは?とか色々考えていた。
蓮の花をイメージしてあの衣装になっている。

最初は肌を全然出していなかったら監督と虚淵氏がもっとだせということで変えていった。
そしたら今度は露出しすぎで今のスーツの白い部分がすっけすけだった。
さすがに東映さんから出し過ぎといわれて変更した。
※ちなみにこのすけすけ衣装は、パンフレットや齋藤将嗣氏の楽園追放画集にイラストがのっています


■アンジェラ髪型

最初ツインテールのネギもった娘にならないか心配していた。
おさげだったし大丈夫だったけど一部からはババクサイと言われたw
ボーンで動きつけるときとか髪が長いと大変。
東映の野口さんが髪は長くてもいいよねってことですすんでいった。


■ルイーダの酒場

どっかの勇者が仲間にならない?って感じで
フィギュアというか胸像つくってーみたいなことで遊ばない?って監督に誘われた。

企画が立ち上がってからしばらくちっちゃな会議室で集まって
80年代アニメの話したりこういうの作りたいよねという話をしまくっていた。
銃はあれがいいだのこれがいいだの色々話をしたけど
CGでやるってことでモデルが多いとそれだけ工数が増える。
そのため泣く泣くモデルを絞っていかないといけなかった。


■アンジェラの緑パーツの秘密

アンジェラの緑色のパーツは光っているの?
あれは光ってたり光ってなかったりする。
アンジェラの元気のバロメーターになっていて元気ないときは光ってない。
ただ、間違って光らせちゃったりしてる部分もあるので探してみてね。

アンジェラのモデルチェックは1,2回で齋藤氏の反応がよかったのでそのままGOだした。
趣味の領域というかムチムチ感にこだわった。
あとアンジェラのスーツの質感にはこだわったよ。


■みんな大好き七味シーン

みんな大好きな七味のシーンだけど、ここでも奥のカップルをどうするかとか工夫している。
彼氏は口をあけさせられないので犬食いのような形になっている
女性は、表情まで変えれないので彼氏観てなにこいつみたいな表情している。

ここは会話シーンで長いのでまわりの店員さんがうどんを運んでいる動きとか
店長が調理しているシーンで芝居させている。
モブの動きはピントぼかして動かせたりといろいろしている。


■荒廃した2つの都市

最初にでてくる都市はアメリカ、その後は東洋の都市の荒廃した姿というイメージ


■動き回るアンジェラ

階段を登りまくるアンジェラのシーンは大変?
実はこれ大変なんです。
全身がみえるわけで重心がおかしかったりすると変に見える。
また一般的な見慣れた動作ほど違和感がでやすいので苦労する。
バストアップシーンとかはまだ楽なんだけど・・・

いやぁ、しかし階段登るアンジェラのお尻と胸はいいですよね
アンジェラの柔らかさが本当によく出せていると思う。
ここは横川氏が1.5割増しで頑張っていた。
ここまで作画から3Dで柔らかさだすにはフェチ道が必要。


■フロンティアセッター

人とロボットの動かす難しさは違う。
人の動きはどれだけ柔らかくできるかによって決まる。
ディンゴのキーボードタッチするような仕草でも指を柔らかくまげたり。
人の動きは見慣れている分違和感がでやすいので大変

フロンティアセッターの動作は、フロンティアセッターがディンゴの曲に
気付くシーンをベースに他のシーンも作っていっている。
頭から作っていくのではなく、こういったところから展開することもよくある。


■アンジェラの表情

表情の変化は難しい?
フェイシャルコントローラーというツール作って対応していた。
あと作画で3Dでも表情がこんなに変わるんだということがわかった。
アンジェラから外れない限りはアニメーターに自分の中でのアンジェラを描いて貰った。
その中には北海道でSkypeでしか会話していない電子の妖精ってのもいたんだよ。


■アンジェラのディーヴァ帰還から地球降下へ

アンジェラが地球からディーヴァ ディーヴァから地球っていうのはわかりやすいように
地球からディーヴァを左から右 ディーヴァから地球へは右から左へ移動させている。

アンジェラがフロンティアセッターの弁護を図るシーンは地球上になっているようなイメージで作っている。
ちなみにアンジェラの髪型がディーヴァのショートカット姿にもどっていないのは
既に彼女の中での立ち位置が地上側だったから。


■京田さん話

京田さんはアニメの話が多くて70~90年代のアニメの話ばかりしていた。
みんなと表現の共通認識をもちたかった。
ヒビワレはどうしますか? → トップを狙えで!みたいな

今回の3Dだけどカメラワークは3Dっぽいカメラワークというよりは
セルアニメっぽくやっている。


■最後のアーハン戦

最後の戦闘シーンのコンテあがってきたときに一同戦慄したとか。
最後の戦闘シーンはめぐりあい編と呼んでいた。
監督は、雲を使って奥行きをだしていたが、京田さんは逆に雲が全くない
真っ暗宇宙、真っ青な空でシーンを演出していた。
雲があると動かしているときにウソがでてしまうし進行も考えると無しでいきたかった。

アンジェラの厳しい・・・の台詞より後の戦闘は最初はなかったが+αで作った。
アンジェラが空高く舞って無音になるところをみて映画になったと確信した。

アーハン等のダメージ表現は難しい。
基本のモデルは同じでダメージを上にのっけていくイメージ。


■3D楽ではない

3DCG コンピューターが楽させてくれるわけではなく、結局はツールで
ツール使って効率化でできた時間は結局はもっとやれるじゃないといって
新しいことを始めていっている。
便利になるということは更にできるということだよね。

過渡期かもしれないがこういう時期にこういった作品に関われて幸せだった。





とこんな感じの生コメンタリーでした。
ちなみにパンフレットや齋藤氏の画集に今回の生コメンタリーででたような
イラストやお話、制作過程が載っています。
生コメンタリーのお話聞いて読むとまた違って見えますね。

ちなみにバルト9では、完売していたパンフレットが
4日生コメンタリー終了時点では在庫があったようです。

土曜日からは4週目の来場者特典も開始となるのでそれをもらいつつ
今日のコメンタリーで話があった内容に注視しながら観てみようと思います(*´▽`*)


■関連ページ
楽園追放
アンジェラの魅力にメロメロにされる『楽園追放-Expelled from Paradise-』
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